自転車にも少しは関係がありますが、遅ればせながらイングレスをやってます。
イングレスってなによ?という方に少しご説明を。

「Ingress」(イングレス)は、Googleが提供する、スマートフォン向けのゲームです。Androidアプリは2013年11月から正式版サービスが提供されており、iPhoneアプリが2014年7月に提供を開始して、注目を集めています。


ゲームは、謎のエネルギー「エキゾチックマター」(XM)を巡り、世界中のプレイヤーが「レジスタンス」(青)と「エンライテンド」(緑)の2陣営に別れて、地図上の「ポータル」と呼ばれる拠点を取り合い、「コントロールフィールド」(CF)と呼ばれる陣地を広げていくというものです。

最近半年前に申請したポータルがやっと出来はじめて(生えるといいます)田舎でも遊べるようになってきました。


ポータルはこんな風に表示されます。スマホの画面(スキャナーと呼ぶ)の中に仮想空間がある感じです。

ポータルは8個のエネルギー体で守られています。これをレゾネーターと呼びます。
レゾネーターは参加者のレベルに合わせて増強することが可能です。
このレゾネーターを狙って敵が破壊しにやってきます。破壊されると色が一旦白くなり中立したポータルになりますが、新たなレゾネーターを設置してやることで味方のポータルすることができます。壊されんようにシールドで補強することも大事です。補強や攻撃のアイテムはポータルをハッキングしてやることで手にいいれます。
最初はレベル上げの要領で、ハッキングしてアイテムをためることから始めます。
このポータル間を自転車や、徒歩でめぐるります。(車や電車などのスピードでは移動ポイントが稼げないため)移動距離が長いとその分健康増進にも効果があるみたいです。
ハッキングするとポータルのカギが手に入ります。
この鍵を使用してポータル間を結ぶ(リンク)すすことができます。
リンクを三角形でつくることにより、コントロールフィールド(CF)を作ることができます。
このCFが作れればレベルアップも早くなります。

半年前にはポータル申請には本当に時間がかかりましたが、
最近ポータルの申請も早く認可が下りるようになりました。
なんと、今日は最速で申請から一時間以内にポータルが生えました。ポータルのオーナーになることにより1000APのポイントが手にはいります。レベル上げにはもってこいですね。


このイングレスですが、ただの遊びと思ったら大間違いです。
岩手や神奈川県などの自治体でも、このイングレスによる集客を始めています。

Ingressを活用している自治体一覧(まとめ)

 
愛媛県でも愛媛県庁知事に寄せられた提言(27年3月) にてイングレスについて触れらてていました。

 10 Ingress(イングレス)について

岩手県や横須賀市などをはじめとして、Ingressというゲームを取り込む自治体も現れはじめています。サイクリングレジャーも、Ingressを楽しむ目的を絡めると、ただ外気を浴びるだけではない楽しみが大きく広がってこようかと思います。中村知事はご存じでいらっしゃいますか。
 もちろん岩手県の二番煎じを愛媛県がする必要はないのですが、Ingressなどの手段を使って、さらに盛り上がる方法があるようならと思うところです。
 自転車による観光振興の味付けを、コンテンツとして深める視点から、中村知事のご見解をいただけたらと思います。

 (回答)
 この度は、Ingressを活用したサイクリング振興について、貴重な御意見をいただきありがとうございます。
 IngressはGoogleの社内ベンチャーであるナイアンテックラボが提供するスマートフォン及びタブレット用の地図情報を使った無料の陣取り合戦のアプリケーションで、インターネット上のゲームではありますが、従来のバーチャルゲームと異なり、建物、史跡、看板などがポータル(ゲームが行える場所)として登録され、そこに足を運んでゲームを楽しむというもので、現在世界に800万人以上のゲーム参加者がいると言われており、日々陣取り合戦が繰り広げられている状況です。
 実は、私もIngressは面白い仕組みであると目をつけていたところで、観光振興や地域振興に活用できないか研究するよう関係課に指示を出しているところです。
 現在、県庁内にイングレス検討チームを立ち上げ検討を始めておりますが、そのチームメンバーにより、愛媛マルゴト自転車道周辺で、現在ポータルの少ないしまなみ海道サイクリングロードを中心として226箇所のポータル申請を行い、サイクリストやしまなみを訪れる方々が増えることを期待して、ゲームの行いやすい環境をつくる取組みを実施しました。
 御提言にもございますとおり、地域のすばらしさの再発見や再認識については、ポータル申請を行った検討メンバーも同様の感触を得ているようで、県職員へのIngressの紹介とポータル申請の登録の呼掛けも行うとともに、観光物産課においてもIngressを活用した観光振興の取組みについて研究・検討しているところです。

今後愛媛でも自転車と合わせた観光振興にイングレスが使われる可能性があるかもしれませんね。